留学3か月前のスピーキング勉強計画|スピーク(Speak)を使う12週間と3か月で変わったこと

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【大学間交換留学の教科書編集部】

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出発まで3か月になると、毎日どれくらい話す練習をすればいいのか気になりますよね。
私は留学3か月前の準備に、毎日60分の勉強はいらないと思っています。
12週間を「短く返す型を作る→留学の場面に広げる→人との会話に寄せる」の3段階に分けて、毎日20分話せば十分です。
3か月でペラペラにはなりませんが、「現地で初めて英語を話す」状態は避けられます。
私がスピーク(Speak)を使ったときは、2か月を過ぎたころから頭が真っ白になることが減り、3〜4か月で英文を組み立て始めるまでの時間が変わってきました。
3か月で変わること・変わらないことは6に書いています。

・1か月目(1〜4週):完璧な文を待たずに、短く返す型を作る。毎日20分
・2か月目(5〜8週):生活、授業、友達づくりの場面に広げる。毎日20分
・3か月目(9〜12週):台本を減らして、予想外の質問と人との会話に慣れる

この記事は出発まで3か月ある人向けの全体の計画です。
残りが1か月を切っている人は、到着後の場面に絞った留学1か月前の英会話練習から始めるほうが早いです。

1. 始める前の30分

教材を始める前に、まず今の会話を録音してみましょう。
英語試験の点数では、最初の一言までに何秒かかるか、聞き返されたあとに言い直せるかはわからないからです。
IELTSで7.0あっても、現地の学生同士の会話にはなかなか入っていけなかったりします。
私もIELTSは7.5ありましたが、困ったのは単語を知らないことより、話そうとした瞬間に頭が真っ白になることでした。

録音する内容は次の4つです。

  1. 自己紹介を60秒話す
  2. 留学先を選んだ理由を90秒話す
  3. 最近困ったことを説明する
  4. 相手役から、想定外の質問を3つ受ける

辞書は使わず、止まっても録音は切らないでください。
録音を聞き返すときは、文法のミスより、話し始めるまでの間、長く止まった回数、同じ単語のくり返し、聞き返しや言い換えができたかをメモします。
同じ録音を4週目、8週目、12週目にもとります。アプリの点数より、会話を自分で立て直せたかを比べるほうが、現地の準備としてはわかりやすいです。

2. 毎日の練習の分け方

12週間の練習は毎日20分の自主練と、週1回30分の人との会話の2本立てで組みます。
毎日の自主練で口を動かす量を作り、人との会話で本当に通じるかを確かめる形です。
人と話す場は大学の留学生コミュニティ、Language Exchange、友人、オンライン英会話のどれでも構いません。

個人的には、毎日の自主練は相手を探さなくていいAI英会話がいちばん続けやすいと思っています。
私が450日使ってきたのはスピーク(Speak)です。ChatGPTを作ったOpenAIの投資ファンドが出資しているAI英会話アプリで、予約なしでレッスン、ロールプレイ、言い直しまで1つのアプリで回せます。
この計画では、1か月目はカリキュラムと発話ドリル、2か月目は留学場面のロールプレイ、3か月目はフリートークと、使う機能を月ごとに変えていきましょう。
普段のSpeakなら毎日10〜15分で十分ですが、出発前の3か月は目的がはっきりした時期なので、この計画では20分にしています。

ChatGPTとの違いは、何を練習するかを自分で決めなくていいことで、詳しくはSpeakのレビューに書いています。

無料体験は7日間です。終わる24時間前までに解約しないと、そのまま有料プランに切り替わるので気をつけてください。
7日間無料と1ヶ月180円のどちらで始めるかは、スピークの料金と無料体験の選び方で整理しています。
Speakが自分に合うかは、弱点や向かない人まで書いた次の記事で判断できます。

3. 1か月目(1〜4週)

最初の4週間は短く返す型と毎日の習慣を作る期間です。
長く話すことより、英語を口に出す抵抗を減らすほうが先だと思っています。
毎日20分を基本にして、週に1回は人と話す機会も作るのがおすすめです。

a. 週ごとのメニュー

□ 1週目:毎日同じ時間に20分話す。初回の録音と自己紹介
□ 2週目:短い反応のあとに、自分の情報を1文足す
□ 3週目:「わからない」「通じない」設定で、聞き返しと言い換えを使って会話を続ける
□ 4週目:初回と同じ録音、人との30分の会話、詰まった文法だけ補う

b. 毎日20分の内訳

□ 5分:前日の表現を、見ずに思い出す
□ 10分:定型のレッスンや短いロールプレイ
□ 5分:自分の内容に置き換えて録音し、言い直す

最初の月は教材に沿う時間が多くて構いません。
ただ、最後の5分は自分の専攻、趣味、留学先に置き換えてみてください。提示された英文をきれいに読めても、予想外の質問に返せるとは限らないからです。
最初に目指すのは、頭が真っ白になっても一言だけ出すことです。
Speakで20分をどう配分するかは、Speakの効果的な使い方に書いています。

4. 2か月目(5〜8週)

5週目からは毎日20分のまま、生活・授業・友達づくりへ場面を広げます。
定型のレッスンを少し減らして、留学先で実際に起きる場面を自分で設定してください。
人との会話は週1回30分を続け、できれば月末だけ週2回にすると理想です。

a. 週ごとのメニュー

□ 5週目:空港、交通、寮、大学の窓口。説明を一度聞き返し、最後に内容を確認する
□ 6週目:授業、オフィスアワー、グループワーク。意見と理由に、相手への質問まで足す
□ 7週目:友達づくり、イベント、食事。相手の答えから、追加の質問を1つ作る
□ 8週目:体調不良、設備のトラブル、交渉。最初の表現が通じない設定で言い換える

b. 毎日20分の内訳

□ 5分:前日の場面を再現する
□ 5分:新しい表現や場面を学ぶ
□ 5分:答えを見ずにロールプレイする
□ 5分:フィードバックから1つ選び、別の内容で使う

同じ場面は1回で終わらせず、条件を少し変えて翌日も試してみてください。
第二言語の流暢さの研究でも、話す課題を何回かに分けてくり返した学習者には、練習のあとも残る改善が確認されています。
新しい場面を増やすことと、同じ会話をやり直すこと、両方が必要です。

5. 3か月目(9〜12週)

最後の4週間は教材を正しく終えることより、予想外の質問と人との会話に寄せて、現地の「先が読めない会話」に近づけます。
台本を見ないフリートークを増やし、人と話す機会も週1〜2回に増やすのがおすすめです。

a. 週ごとのメニュー

□ 9週目:全文の原稿は作らず、3つの要点のメモだけで2分話す
□ 10週目:追加の質問、速い返事、話題の切り替えを入れて、予想外に返す
□ 11週目:空港から授業、友達との予定まで、現地の最初の7日間を続けて再現する
□ 12週目:初回と同じ録音をとり、言えなかった3つの場面にもう一度挑戦する

AIは多少不自然な英語でも意味を推測してくれるんです。
そのため、人に「わからない」と言われて別の言い方に変える経験も、この月はわざと入れてみてください。
欧州評議会のCEFRでも、会話のやり取りには、話す順番をとること、相手と協力すること、説明を求めることが含まれています。正しい英文を一人で作るだけでなく相手と一緒に会話を立て直すのも練習のうちです。

個人的には、最後の月は新しい英語を増やすより、知っている英語で会話に戻る練習を優先したほうがいいと思います。
出発1か月前の毎日20分の使い方と、到着後の最初の1週間から逆算した場面は、次の記事にまとめています。

6. 3か月で変わること・変わらないこと

私がSpeakを使ってきた450日の経過は、だいたい次のとおりです。
・最初の数週間:英語を口に出す気まずさが少し減った。英語力が変わった感覚はない
・1〜2か月:大きな変化は感じなかった。記録がないと、効果がないように見えやすい時期
・2か月を過ぎたころ:話そうとした瞬間に頭が真っ白になることが減った
・3〜4か月:英文を組み立て始めるまでの時間が変わってきた
・半年以降:以前より口から出やすいと、自分でもわかるようになった

一番の変化は、完璧な文を考えてから話すのではなく短くても先に返せるようになったことです。
一方で、提示された英文を読むだけの日は手応えが弱く、人が相手だとAIとは違う緊張も残りました。正直、長く続けるだけでペラペラになったわけではありません。
変わったこと、変わらなかったことの詳細はSpeakを450日使ったレビューに書いています。

3か月の終わりに目指すのは、自己紹介、生活の頼みごと、授業での短い意見、雑談の質問ができて、わからなければ聞き返し、通じなければ簡単な言葉に変えられる状態です。
「1か月でペラペラ」は目指さなくていいと私は考えています。3か月で話すことを毎日の当たり前にするほうが、留学準備の目標として現実的です。
留学前から話す練習を続ける意味そのものは次の記事で説明しています。

7. 計画を続けるための調整

a. 計画が崩れやすい5つの原因

・最初から毎日60分にすると、授業や手続きが重なる日にゼロになりやすい
・教材を増やし続けると、探す時間が話す時間を上回る
・連続日数だけを守ると、2分の読み上げで終わり、自分の英文が残らない
・AIだけで終わらせると、人に聞き返されて緊張する中で言い直す経験が足りない
・3か月間、同じ難しさで続けると、慣れた教材をこなすだけになる

忙しい日の最低ラインは10分でも構いません。前日の表現を1つ思い出し、5分話して、直した文を2回言えば1回の練習になります。
その代わり、週末に1回、30分の通し練習を残しておくと安心です。
できなかった日を取り戻そうとしてしまいがちですが、翌日に短く再開できる計画のほうが続きます。

b. 英語力別の調整

中学英文法に不安があるなら、1か月目は20分のうち10分を基礎文法、残りを例文の置き換えに使う。2〜3か月目も短い生活場面を中心にして、難しい授業の英語は絞る
読めるが、話すと止まるなら、答えを見ずに返す時間を優先し、フリートークと人との会話は予定どおり増やす
日常会話はできるなら、基礎の定型練習は短くし、授業の討論、交渉、抽象的な説明、複数人の会話を増やす

単語と文法は会話で詰まった直後に補うのが早いです。言えなかった内容を日本語でメモし、必要な単語か文法を1つ調べて、翌日の会話で使ってみてください。
文法を基礎からやり直したい人は、中学英文法も不安な大学生のやり直し方を先に見てください。
TOEFL・IELTSの対策も必要なら、試験対策と会話練習は分けます。採点基準と時間配分は公式問題で学び、「わかっている英語をすぐ使う」部分をSpeakや人との会話で補う形です。

まとめ

  • 毎日60分はいらない。1か月目は毎日20分で、完璧な文を待たずに短く返す型を作る
  • 2か月目は生活・授業・友達づくりに場面を広げ、3か月目は台本を減らして人との会話を増やす
  • 4週ごとに同じ録音をとり、話し始めるまでの間や言い直せたかを比べる

今日やることは60秒の自己紹介を止めずに録音して、1週目の20分をいつやるか決めることです。

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プランで迷ったら、Premium Plusは普通はいらないと思います。Premiumで十分です。機能の上限と料金の差は次の記事で比べています。


参考にしたサイト: Council of Europe:CEFR Companion Volume(Communicative language activities and strategies) / Kakitani & Kormos:Effects of Distributed Practice on Second Language Fluency Development / Speak公式:英会話カリキュラム・機能 / Speak公式「7日間無料トライアル」 / Speak公式「OpenAI Startup Fund-Backed Speak Announces $16m Series B-2 Financing」(2023年8月31日)

最終確認:2026年9月7日(Speakの無料体験の条件とOpenAI Startup Fundの出資は2026年10月28日に確認)。本文の12週間計画は、研究・公式情報と筆者の経験をもとにした実践例です。体験談は筆者個人のもので、同じ結果を保証するものではありません。学習効果や変化の時期には個人差があります。サービス内容や無料体験の条件は変更される場合があります。