就活の面接練習は録画とAIで|「なぜ」を繰り返させる指示の例と4つの段階

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【大学間交換留学の教科書編集部】

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就活の面接練習は録画で自分を見返すところから始めて、AIに面接官の役をさせて「なぜ」を繰り返してもらうのがいちばん早いです。
AIは使えるものは全部使ってかまいません。
ただし、AIが作った答えを覚えるのではなく、自分の答えを深掘りしてもらう相手として使ってください。

この記事では次の4つの段階で面接の練習を進める方法を説明します。
1. 自分を録画して見返す
2. AIに文字で深掘りしてもらう
3. AIと声で受け答えする
4. 人に聞いてもらう
最後に、AIを使うときの注意をまとめました。

1. 自分を録画して見返す

面接の練習はまず自分の受け答えを録画して見返すところから始めてください。
自分では気づいていない癖が、いちばんよく見えるからです。
自分で見て違和感を覚えたところは、面接官も確実に気づいています。

a. 録画のやり方

スマホのカメラか、Zoomなどの録画機能で十分です。
オンライン面接と同じように、カメラを目の高さに置き、上半身が映る位置に座ります。
最初に撮るのは次の2つです。
・1分の自己紹介
・ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を2分で

質問は自分で読み上げてもかまいません。
本番と同じように声に出して答えることが大事です。

b. 見返すときに確かめること

見返すときは、次の5つを1つずつ確かめます。
・表情:話している間、ずっと真顔になっていないか
・目線:画面の相手ではなく、カメラを見ているか
・姿勢:体が傾いたり、揺れたりしていないか
・速さ:早口になっていないか、間が長すぎないか
・口癖:「えー」「なんか」「そうですね」が何回出るか

初めて見返すと、たいていは早口と口癖に驚きます。
直すところを1回に1つだけ決めて撮り直すと、迷わずに直せます。

2. AIに文字で深掘りしてもらう

録画で話し方の癖が分かったら、次は話す中身を固めます。
ここでAIが役に立ちます。

a. AIを使う理由

面接で落ちる人の多くは、最初の答えではなく、そのあとの深掘りで詰まります。
「なぜその方法を選んだのですか」「ほかの方法は考えましたか」と2回、3回と聞かれたときに、答えが続かなくなるのです。

人に頼むと、この深掘りを何十回も繰り返してもらうのは難しいです。
AIなら、夜中でも、同じ話を何度でも深掘りしてもらえます。

b. 指示の例

AIには次のように指示を出します。
自分のESやガクチカの文章を貼り付けてから使ってください。

あなたは○○業界の会社で、新卒採用の一次面接を担当する現場の社員です。
下に私のガクチカを貼ります。
この内容について、面接と同じように1問ずつ質問してください。
私が答えたら、その答えに対して「なぜ」「具体的には」「ほかの方法は」のどれかで深掘りしてください。
深掘りは1つの話題につき5回まで続けてください。
5回終わったら、私の答えで「理由が弱かったところ」と「ESと食い違っていたところ」を3つまで指摘してください。
模範解答は書かないでください。

最後の1文がポイントです。
模範解答を書かせると、自分の言葉ではなくAIの言葉を覚えてしまうからです。

c. 答えに詰まったところを記録する

深掘りで詰まったところは、本番でも詰まります。
詰まった質問と、そのとき本当は言いたかったことを、メモに残しておいてください。
メモに書くのは文章ではなく、事実と数字だけで大丈夫です。
「何人のチームで、何をして、どう変わったか」が頭に入っていれば、言い回しはその場で作れます。

3. AIと声で受け答えする

文字で話す中身が固まったら、声で受け答えする練習に移ります。
面接では、考える時間が数秒しかないからです。

a. 音声で会話できるAIを使う

ChatGPTなど、音声で会話できるAIを使うと、本番に近い練習ができます。
指示は2の例と同じでかまいません。
最初に「質問は1問ずつ声で聞いてください。私の答えが1分を超えたら途中で止めてください」と足しておくと、長く話しすぎる癖も直せます。

声の練習では次の2つを意識してください。
・答えの1文目で、質問にまっすぐ答える
・1つの答えは1分以内で区切る

聞かれたことと違う答えを返すと、どれだけ中身がよくても、面接官は「話が通じにくい人」と受け取ります。
キャッチボールがずれる典型的なパターンは、面接で落ち続ける原因の記事で説明しています。

b. 英語の面接があるとき

外資系の会社や、英語で面接をする会社を受ける人は、英語でも同じ練習をしておくと安心です。
英語で声に出す練習なら、英会話アプリを使うのも1つの方法です。
私は留学前に、AI英会話アプリのスピーク(Speak)を450日使いました。
1日10〜20分でも、英語を口に出すことへの抵抗はかなり減りました。
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4. 人に聞いてもらう

AIで練習しても、最後は人に聞いてもらってください。
AIでは分からない、「この人と一緒に働きたいか」という印象は、人にしか判断できないからです。

a. 頼む相手

頼む相手は近い順に次の3つです。
1. 志望する業界から内定をもらった先輩
2. 大学のキャリアセンター
3. 面接の練習ができるサービス

いちばん役に立つのは、同じ選考を通った先輩です。
「その答えだと、面接官は次にこう聞くよ」と、実際の流れに沿って教えてくれます。
先輩の探し方はOB・OG訪問の記事で紹介しています。
近くに頼める人がいなければ、面接の練習ができるサービスを使う方法もあります。
私が使ってよかったサービスはVoiceCareerの記事で紹介しています。

b. 聞いてもらうときのお願いの仕方

人に頼むときは、「どうでしたか」と聞くより、見てほしい点を先に伝えてください。
たとえば「ガクチカの深掘りで、理由が弱く聞こえるところがあったら止めてください」と頼めば、相手も指摘しやすくなります。

5. AIを使うときの注意

AIは面接の練習にとても役に立ちますが、使い方を間違えると逆効果になります。
次の3つには気をつけてください。

a. AIの答えを覚えない

AIに模範解答を書かせて、それを覚えるのはやめましょう。
AIの文章は、誰が使っても似たような言い回しになります。
同じ会社を受ける学生がみんな同じAIを使えば、面接官は何人分も同じような答えを聞くことになります。

b. ESと面接の内容をそろえる

AIと練習しているうちに、話の中身が少しずつ変わってしまうことがあります。
数字や順番がESと食い違うと、面接官はどちらが本当か疑います。
練習で話が変わったら、ESのほうも見直して、両方をそろえておいてください。

c. 会社のルールと個人情報を確かめる

応募先がESや選考でのAIの使い方を決めている場合は、そのルールに従ってください。
AIの使用を認めていない会社のESには、AIを使わないでください。
AIに貼り付ける文章からは本名、学籍番号、連絡先などを消しておくと安心です。
ESの文章そのものは使っているAIのサービスの設定(入力した内容を学習に使うかどうか)を確かめてから貼ってください。

まとめ

まとめると、
・面接の練習は、まず自分を録画して、表情・目線・姿勢・速さ・口癖を見返す
・AIには面接官の役をさせて、「なぜ」を5回まで深掘りしてもらう(模範解答は書かせない)
・文字で中身を固めたら、声で1分以内に答える練習に移る
・最後は先輩など人に聞いてもらい、印象を確かめる

今日できる最初の一歩はスマホで1分の自己紹介を録画して、口癖が何回出るかを数えることです。


最終確認:2026年10月30日。AIのサービスの機能や、選考でのAIの扱いは会社やサービスによって異なります。応募先の案内を確認してください。スピークの無料体験の条件は申込画面で確認してください。体験談は筆者個人のもので、同じ結果を保証するものではありません。