【大学間交換留学の教科書編集部】
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1年間の交換留学に日本から持っていく価値があるのは、電源・通信・荷物の追跡・洗濯・睡眠の不便を減らす、小さくて何度も使う道具です。
生活用品は現地でも買えるので、限られた重量は消耗品より道具に使うほうが得です。
ここで紹介する10点はすべて私が実際に買って、旅行や短期の海外滞在、普段の生活で使ってきた物です。
1年間の交換留学に持っていく物を考えたときも、この10点を選びました。
・変換プラグ:エレコム T-HPSETWH
・USB充電器:CIO NovaPort QUADⅡ 100W
・LANケーブル:エレコム LD-GFAT/BK30
・モバイルバッテリー:CIO SMARTCOBY Pro CABLE 100W 20K
・荷物トラッカー:Apple AirTag(第2世代)
・洗濯ネット:ダイヤ レジ袋みたいな洗濯ネット LL
・耳栓:Loop Quiet 2
・速乾タオル:コンテックス MOKU L
・折りたたみ傘:モンベル トレッキングアンブレラ 55
・シャワーサンダル:adidas アディレッタ アクア
10点すべてをそろえなくて大丈夫です。
寮のWi-FiとLAN端子、シャワーと洗濯機が共用か、渡航先のコンセントの形を先に確認して、足りない物だけ選んでください。
1. 変換プラグ|エレコム T-HPSETWH

海外のコンセントに差すための、形の違うプラグ4種のセットです。
使ってみてよかったのは、行き先に合わせて必要な形だけを取り出せることでした。一体型の万能アダプターより単純で、差し込み口もぐらつきにくいです。
ドイツやフランスに住みながら英国や周辺国へ旅行する場合も、このセットなら対応しやすいです。
・SE・C・O・BFの4種類で、欧州・英国・オーストラリア方面の主な形をカバー
・1個約20〜48gで、使う分だけポーチに入れられる
・250V対応、PSEの技術基準に適合した難燃性素材・二重安全設計
滞在する国が1か国だけなら、その形のプラグを2個ほど買うほうが安く済むこともあります。
変換プラグは形を変えるだけで、電圧は変えません。充電器や家電に「INPUT 100–240V、50/60Hz」などの表示があるか、1台ずつ確認してください。
2. USB充電器|CIO NovaPort

USB-Cが3口、USB-Aが1口ある、最大100Wの充電器です。
私は普段から使っていて、そのまま留学にも持っていきます。PC、スマホ、イヤホン、モバイルバッテリーの充電器を1台にまとめられて、コンセントまわりも荷物もかなりすっきりしました。
4で紹介するCIOのモバイルバッテリーも最大100W入力に対応しているので、電源まわりをそろえるとケーブルの組み合わせを考えやすいです。
・USB-C単ポートで最大100W
・入力100–240V・50/60Hzで海外の電圧に対応
・約60×54×32mm、約190g
スマホとイヤホンしか充電しない人には明らかに大げさです。
ケーブルは付属しないので、PCを100Wで充電するなら、機器側の対応を確認して5A対応のUSB-Cケーブルも用意してください。
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3. LANケーブル|エレコム Cat6A

寮の部屋のLAN端子につなぐための、3mの薄いLANケーブルです。
私は普段から使っていて、荷物に1本入れておく価値が大きいと感じた物です。Wi-Fiが不安定でも、有線に切り替えられるだけで選択肢が増えるんです。
フラット型なので、3mあっても意外とスーツケースのすき間に収まります。
・長さ3m、薄さ約1.4mm
・Cat6A、10GBASE-T対応、爪折れ防止構造
私のPCにはLAN端子がないので、バッファローのUSB-C有線LANアダプター LUA5-U3-CGTEも一緒に使っています。USB-C接続、1Gbps対応、約23gで、WindowsやMacなら挿すだけで使えます。
大きな多機能ハブを持つより、この組み合わせのほうが扱いやすいと感じました。
大学や寮の案内でWi-Fi完備と確認でき、部屋にLAN端子もないなら要りません。
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4. モバイルバッテリー|CIO SMARTCOBY

ケーブルを内蔵した、20,000mAhのモバイルバッテリーです。
地図、乗り換え、大学からの連絡、搭乗券までスマホに入っていると、知らない街で電池が切れたときに本当に困ってしまいます。
私がこれを使い続けているのは、週末の旅行や移動日にノートPCまで充電できて、ケーブルを忘れる心配も減るからです。
・20,000mAh・72Wh、USB-C単ポートで最大100Wの入出力
・最大100W対応のUSB-Cケーブルを内蔵(取り外し・交換できる)
・最大3台を同時に充電でき、残量と出力を確認できる画面付き
約390gあるので、スマホ用としては重いです。個人的には、スマホを1日もたせられればいい人なら、10,000mAh級のほうが毎日持ち歩きやすいと思います。
モバイルバッテリーは預け荷物に入れず、端子がショートしないよう保護して機内に持ち込みます。本製品は72Whですが、容量・個数・機内での使用条件は、乗る便すべての最新の規定で確認してください。
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5. 荷物トラッカー|Apple AirTag

iPhoneの「探す」ネットワークで位置がわかる、小さなタグです。
私は旅行のとき、預け荷物の内ポケットに1個入れています。ロストバゲージを防ぐ道具ではありませんが、荷物が空港に残っているのか、別の場所に動いたのかを自分でも確認できます。
正直、預けた後も位置が見えるだけで、安心感がかなり違います。
・直径31.9mm、11.8g
・IP67の防沫・耐水・防塵性能、電池はCR2032で交換できる
・第2世代は、探せる範囲とスピーカーの音量が前の世代より向上
Androidの人は自分のスマホの探索ネットワークに対応した製品を選んでください。
位置が見えても、自分で制限区域に取りに行けるわけではありません。捜索と返却は航空会社の手続きに従い、画面は状況を説明する補助として使います。
手荷物トラッカーのような低消費電力の機器は預け荷物の中で使える例外がありますが、電池の仕様と航空会社の規定は確認しておいてください。
6. 洗濯ネット|ダイヤ レジ袋みたいな洗濯ネット

持ち手のついた、レジ袋の形をした大きな洗濯ネットです。
使ってみて便利だったのは、洗濯物を入れる、運ぶ、そのまま洗う、が1枚で済むことでした。ランドリーバッグと洗濯ネットを別々に用意しなくて済みます。
出発時は衣類の仕分け袋、到着後は部屋の洗濯物入れとして使え、共用ランドリーとの行き来でも入れ替えが要りません。
・横約45×縦約60cm、底マチ16cm、約48g
・フックやドアノブに掛けられる、中身が見えにくいグレーのメッシュ
・縦型・ドラム式洗濯機、乾燥機に対応
部屋に洗濯機があり、洗濯物を運ぶ必要がない人は、普通の洗濯ネットで足ります。
詰め込みすぎると汚れが落ちにくく乾きにくいので、1週間分を1枚に詰めず、傷みやすい服だけ小さなネットに分けてください。
7. 耳栓|Loop Quiet 2

洗って繰り返し使える、シリコン製の耳栓です。
私は睡眠や移動中に使っていて、イヤホンのように充電を気にせず、すぐ使えるのが便利でした。実は、機内や図書館でも出番があったりします。
寮は壁の薄さ、通りの音、ルームメイトの生活時間を選べないので、自分で眠る環境を整える道具として持っていきます。
・最大24dB(SNR)のノイズ低減
・XS・S・M・Lのイヤーチップと、小さな持ち運びケース付き
使い捨てのフォーム耳栓より高いので、音があまり気にならない人には要りません。
完全に無音にはならず、目覚ましや火災警報も聞こえにくくなります。出発前に家で、サイズと聞こえ方を試してください。
8. 速乾タオル|コンテックス MOKU L

バスタオルに近い大きさなのに、薄くて乾きやすい綿100%のタオルです。
気に入っているのは、旅行用の極端に薄い化繊タオルではなく普通のタオルに近い感覚で毎日使えることです。洗った後に乾きやすく、たたんでも場所を取りません。
個人的には、日本からはこれを1枚持ち、必要なら現地で洗い替えを足すのがむだになりにくいと思います。
・60×120cm
・片面パイル・片面ガーゼの薄い構造
・到着初日、寮、ジム、週末旅行に使い回せる
肌触りには好みがあるので、厚手のタオルでないと落ち着かない人には向きません。
出発直前まで未開封にせず、一度洗って実際に使ってみてください。
9. 折りたたみ傘|モンベル トレッキングアンブレラ

153gの軽い折りたたみ傘です。
毎日のバッグに入れたままにできる軽さなのに、開くと一人用として小さすぎません。使ってみて、この軽さと8本骨・直径95cmのバランスがちょうどいいと感じました。
雨が降るかわからない日も持ち出しやすいので、長く住む場所での普段使いに向いています。
・重さ153g、たたむと25cm
・55cmのカーボン繊維強化樹脂の骨が8本、開いたときの直径95cm
・収納ケースと、乾かすときに使える先端ループ付き
骨の関節を手で伸ばしてから開くタイプなので、自動開閉の傘がいい人には向きません。
暴風雨に耐える傘ではないので、風の強い地域では防水ジャケットと組み合わせ、無理に開かないでください。
10. シャワーサンダル|アディレッタ アクア

水に濡れても扱いやすい、EVA素材の一体成型サンダルです。
シャワー用、室内履き、ランドリーへの移動を1足でまとめられるのが便利です。布のスリッパと違い、共用シャワーの後に拭いて乾かせるんです。
私は汚れが目立ちにくい黒を使っています。薄いので、荷造りではスーツケースの側面にも収まります。
部屋に専用のシャワーがあるなら、優先度は下がるかなと思います。寮やホームステイ先に室内履きのルールがあるときは、そちらに合わせてください。
靴のサイズとサンダルのフィット感は一致しないことがあるので、出発前に一度履いて、濡れた床でも無理なく歩けるか確かめておくと安心です。
減らしていい持ち物
日本から大量に持っていかなくていい物もあります。
便利な物を足す前に、かさばる物を減らすほうが荷物は軽くなります。
大学のプログラムでアメリカに約1か月行ったとき、到着直後に使う小物は「あとで買えばいい」と考えすぎないほうが楽だと感じました。一方で、基本的な生活用品は現地でも買えます。
・シャンプー・洗剤などの液体:重く、漏れることもある。数日分だけ持つ
・厚いタオルを何枚も:かさばる。速乾タオル1枚と現地で買う分で足りる
・鍋・フライパン・食器一式:寮に備品や前の住人が残した物があることも。設備を見てから買う
・1年分の服:現地の気候に合わないことがある。1週間回せる服を持ち、現地で足す
・紙の辞書・分厚い本:重い。必要な1冊以外は電子版にする
・日本専用の高出力家電:ドライヤー、ヘアアイロン、ケトル、炊飯器などは電圧と消費電力の問題がある。海外対応品か現地で買う
日本食は気に入っている乾物を少しだけにしてください。食品は渡航先の検疫・税関のルールを確認し、肉エキスなど見落としやすい原材料にも気をつけます。
スーツケースの数は無料の手荷物枠だけでなく空港から寮まで一人で運べるかで決めるのが現実的です。まず1つで組んでみて、入らない分は追加の手荷物、現地での購入、国際配送で比べてください。
個人的には、持ち物は「最初の数日をつなぐ物」と「1年間に何度も使う物」の2種類に絞ると決めやすいと思っています。
友達やホストファミリーへのお土産は次の記事で相手別にまとめています。
まとめ
- 1年間でも、生活用品を365日分持つ必要はない
- 持っていくのは、電源・通信・洗濯・睡眠の違いを吸収する、小さくて何度も使う道具
- 変換プラグは電圧を変えない。モバイルバッテリーは機内に持ち込む
個人的には、大きくて高価な物より、洗濯ネット1枚、LANケーブル1本、耳栓1組のような小物のほうが、同じ不便を何度も減らしてくれると感じています。
長期の生活でわかったことは、渡航後に追記します。
今日やることは寮の案内でWi-Fi・LAN端子、シャワー、洗濯機の設備を確認して、10点のうち要らない物を外すことです。
参考にしたサイト: IATA「Safe Travel with Lithium Batteries」 / IATA「Lithium Batteries Fact Sheet」 / ANA「機内持ち込み・お預かりに条件があるもの」 / エレコム「旅行者向け海外用変換プラグセット」 / Panasonic「海外旅行にドライヤーは必要?」 / Lufthansa「Frequently asked questions about delayed baggage」 / 交換留学の洗濯用品に関する体験談(note) / 長期留学の耳栓に関する体験談(note) / 海外生活の折りたたみ傘に関する体験談(note) / イギリス留学の持ち物に関する体験談(note)
製品の仕様と航空会社の規定は2026年9月7日に確認しています。本文は私が実際に使った感想を軸にしていて、ほかの留学経験者のnoteは、使い方や注意点に見落としがないかを確かめる補足として参照しました。体験談は筆者個人のもので、同じ結果を保証するものではありません。コンセントの形、電圧、寮の設備、製品の仕様と価格、航空会社の手荷物・電池の規定は変わるため、購入時と搭乗前に最新の情報を確認してください。
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