大学生の短期留学は2週間・1か月でいくら?総額の考え方と費用を抑える順番

短期留学の費用は?2週間・1か月で比べる

【大学間交換留学の教科書編集部】

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短期留学を考え始めると、2週間や1か月でいくらかかるのか気になりますよね。
私は、交換留学も考えているなら、短期留学のお金は本番の資金を先に残してから組むのをすすめています。
予算は学校に払う学費・滞在費に、航空券・保険・現地払い・予備費を足して考えます。
この記事のセブの計算例では、2週間で約28.3万円、4週間で約40万円を用意する計画です。
ただしこれは4人部屋・食事付きの学校で、航空券などを仮に置いた一例です。国や学校を問わず通じる相場ではありません。

本文では「1か月」を4週間として比べ、学校や募集要項の公表額と、この記事で置いた仮の予算を分けて書いています。
まず2週間と4週間で何が変わるかを見てから、自分の大学の研修や行きたい学校に当てはめてみるのがおすすめです。

1. 学校に払う額

同じ学校でも、期間、コース、部屋で料金は変わります。
ここでは、フィリピン・セブの3D ACADEMYが公式サイトで公開している「ESLコース(実践英語)・4人部屋」を使い、期間だけを変えて比べます。
学校の良し悪しや、国ごとの平均を示すものではありません。

学校に払う額は次のとおりです(2週間/4週間)。
・日本円の料金合計:110,700円/186,600円
・現地払いの合計:16,240ペソ/18,940ペソ
・うち保証金:2,000ペソ/3,000ペソ

日本円の合計には入学金・授業料・寮費が入っています。公式案内では、食事は1日3食、洗濯は週2回です。
航空券と保険は別で、現地払いにはSSP関連費用、教材費、管理費などがあります。
保証金は返金の条件を満たせば戻りますが、着いたときには用意しておくお金です。現地払いの合計にすでに入っているので、もう一度足す必要はありません(3D ACADEMYの公式料金ページ)。

学校に払う額だけなら、2週間は約11.1万円に見えます。
ただ、現地払いと往復の移動を足す前に「この金額で行ける」と決めるのは早いと思います。
空港送迎や電気代なども希望する日程の案内でどこまで含まれるかを確かめてください。

2. 総額の計算例

次は学校の公表額に、自分で手配する費用を足した計算例です。
航空券・保険・現地で使うお金・予備費は、計算のために置いた予算で、いま売られている商品の価格ではありません。
ペソは計算上、1ペソ=2.7円に固定しています。いまの為替レートではないので、両替や送金の手数料は別に確認してください。

学校に払うお金(2週間/4週間)
・学校への円払い(公表額):110,700円/186,600円
・現地払いを円換算(保証金込み):43,848円/51,138円

自分で手配するお金(仮置き、2週間/4週間)
・往復航空券:80,000円/80,000円
・保険:8,000円/12,000円
・現地の交通・通信・外食など:20,000円/40,000円
・予備費:20,000円/30,000円

用意する資金の計算例:2週間 282,548円/4週間 399,738円

この合計は、出ていくお金が確定した額ではなく保証金と予備費まで入れた資金計画です。
学校の食事以外の外食や、休日の過ごし方で現地の予算は変わります。
パスポートの新規取得、追加の送迎、超過分の電気代などがかかるなら、その分も足しておくと安心です。

実は、いちばん動きやすいのは航空券です。
自分の便を調べたら往復12万円だった場合、どちらの期間もこの例より4万円増えます。
予算の上限が30万円なら、2週間の案でも約32.3万円になって収まりません。
個人的には、学校の料金を比べるより先に、自分の出発空港から便を1回調べておくのがおすすめです。

a. 支払日の確認

「払えるか」は合計と支払日の両方で見てください。
総額は用意できそうでも、アルバイト代や大学の補助が入る前に支払いが重なってしまうことはよくあります。
見積もりを受け取ったら、次の3つに分けて支払日を書いてみてください。

・学校・手配先への支払い:申込金と残金の金額、期限、支払先。申込金が総額の内払いかどうか
・航空券・保険などの別手配:買う日・決済する日、変更や取消しの条件。学校が確定する前に買う場合の扱い
・着いてから払う費用:必要な現地通貨、払い方、保証金が戻る時期。学校の見積もりと重なっていないか

たとえば、支払期限の時点で手元に20万円、学校と航空券の支払いが合わせて25万円なら、5万円足りません。翌月に用意できる予定でも、期限までの不足は別に解決が必要です(仮の例です)。
家族には「最終的にいくらかかるか」と一緒に、「いつまでにいくら必要か」を伝えると相談しやすいです。
急いで払う前に、期限を調整できるか聞いてみてください。用意できる時期のプランに選び直すのも一つの方法です。

3. 期間の決め方と費用差

正直、2週間にしても費用は半分にはなりません。
上の計算例では4週間を2週間に短くしても、用意する資金は約11.7万円しか減りません。
滞在日数は半分でも、往復航空券や入学金のように、短くしても同じだけかかる費用があるからです。
期間で変わるのは、授業料、寮費、現地の生活費、保険、予備費のほうです。

だからといって、4週間のほうが必ずお得というわけでもありません。
授業や実習の都合で2週間しか取れない、初めてなので短く試したい、という理由も十分あります。
4週間にするなら、増える時間とお金で何をしたいかまで考えておくと、家族にも説明しやすくなります。

個人的には、「毎日の授業で話すことに慣れたい」「海外の寮生活を試したい」のように、目的を1つ書いてから期間を決めるのがおすすめです。
そのうえで、2週間でも試せそうか、生活に慣れたあとの時間も欲しいかを考えます。
日数だけで英語力の伸びは約束できないので、交換留学に必要なスコアの締切が近いなら、国内での試験対策とも比べてみてください。

春休みに行くなら、授業の前後に移動日も要りますよね。試験や帰国後の予定に収まるかは2027年春の留学準備と日程の組み方で確かめられます。
短期留学に行くべきかどうかから迷っているなら、交換留学前に短期留学は必要かで判断の分かれ目を説明しています。

その先に半年〜1年の交換留学も考えているなら、交換留学費用シミュレーターで、家賃や奨学金の入金予定まで入れて、あとに残しておきたい予算を出せます。
ただし月単位の大学間交換留学向けの計算機で、2週間の語学研修の実費を出すものではありません。

4. 大学の短期研修の費用と補助

語学学校の料金を見たあとも、自分の大学の募集要項は一度確認してみてください。
大学経由なら必ず安いわけではありませんが、航空券込みの研修や、条件に合えば奨学金を使える研修があります。
私の短期留学も大学のプログラムでアメリカに1か月行ったものでした。

電気通信大学の2026年夏期の募集には次の3週間の例がありました。
すでに募集が終わった費用例で、今から申し込めるプランではありません。
・FPT大学・ダナン(3週間):約38万円。航空券・授業・ホテルなど。ホテルは2人部屋、朝食付き
・ブリティッシュコロンビア大学・カナダ(3週間):約75万円。航空券・授業・ホームステイなど。1人部屋、3食付き

同じ3週間でも、行き先と滞在の条件で参加費はここまで違うんです。
どちらも参加費とは別に、指定の保険9,410円と危機管理サービス3,630円が必要です。
この2つを足すと、ダナンは約39.3万円、カナダは約76.3万円になり、さらに現地で使うお金がかかります。ダナンは昼食・夕食の予算も必要です(FPT大学の募集要項/UBCの募集要項)。

航空券込みの大学研修と、航空券なしの語学学校をそのまま並べても比べられません。
食事・部屋・移動・別払いの範囲をそろえてから、受けられる補助を確かめると、自分の負担額が見えてきます。

補助で気をつけたいのは、JASSOの海外留学支援制度(協定派遣)です。
大学などの協定にもとづく対象プログラムを通じて申し込む制度で、個人で短期留学を予約しただけでは使えません。対象の研修か、学内の応募条件を満たすかを確認してください(JASSOの制度案内)。
募集要項に補助額が書かれていても、採用される前から全額を差し引かないでください。
参加費の支払日と奨学金の入金日も別です。「最終的な自己負担」と「先に用意するお金」の両方を、国際交流課などの窓口に聞いておくと安心です。

5. 予算オーバー時の見直し順

予算を超えたときは、食費を極端に削るより、プランの条件から見直すほうが決めやすいです。
見直す順番は次の5つです。

  1. 大学の研修と補助を確認する。参加条件、単位、締切まで含めて、自分が使える制度を先に調べます。
  2. 出発の時期と航空券を確認する。授業や試験に響かない範囲で日程を比べ、預け荷物や変更条件も含めた金額で見ます。
  3. 学校・部屋・食事をそろえて比べる。相部屋にして安くなっても、人数や生活ルールに納得できるかを確かめます。食事なしの料金なら、自分の食費を足します。
  4. 2週間と4週間を計算し直す。航空券などはそのままに、期間で変わる費用だけを入れ替えて、目的に合う期間を選びます。
  5. 直接申込みとエージェントの条件を比べる。表示価格だけでなく現地払い・送金・変更条件・頼める手続きまで見て決めます。

ここまでで予算を使い切るなら、保険や予備費を外して帳尻を合わせるのはやめておきましょう。
日程や学校を変えるか、次の休暇に回すほうが安全です。
半年〜1年の留学とのお金の配分は、100万円以内で考える短期・半年・1年の留学で比べています。

6. 見積もり前の条件メモ

見積もりを取る前に、条件をメモしておくのがおすすめです。
大学の研修は日程が合わないけれど、この時期に語学学校へ行きたい。そう決まったら、学校への直接申込みを調べ、必要ならエージェントの見積もりと比べる段階です。
先に次のメモを作っておくと、どこに問い合わせても同じ条件で比べられます。

  • 行ける日程:[ 月 日〜 月 日]。2週間と4週間のどちらが取れるか
  • 用意できる総額:[ 万円]。航空券・現地払い・予備費まで入れる
  • 希望する学校生活:[コース・部屋の人数・食事・通学の希望]
  • 今回の留学のあとに残すお金:[ 万円]。交換留学や語学試験の準備資金
  • 見積書で確かめたいこと:日本での支払い、現地払い、別に手配する費用、変更・取消しの条件

エージェントの候補の1つがネイティブキャンプ留学です。
公式ではエージェント手数料・サポート費用を0円としていますが、学費や滞在費はかかります(ネイティブキャンプ留学の公式案内)。
最低価格保証も同じ学校・コース・日程・部屋などの条件をそろえた比較が前提で、対象外の割引や、資料を出す時期に条件があります。
なお、この記事の3D ACADEMYの料金は学校公式の計算例で、同サービスの見積もりや取扱校の案内ではありません。

向く人・向かない人や英会話特典の条件は次の記事で説明しています。

行きたい国・学校・時期があるなら、公式サイトの「かんたん見積もり」で概算を見られます。
その条件で比べたいと思ったら、画面下の「この内容で見積もる」から正式な見積もりを依頼する流れです。
概算を表示しただけでは正式な依頼にならないので、いまの申請手順も確認してください。

ネイティブキャンプ留学で希望条件の見積もりを取る

見積もりが届いたら、別払いまで足して上限に収まるか、学校生活にも納得できるかを見てから申し込めば大丈夫です。

まとめ

  • 交換留学も考えているなら、本番の資金を先に残してから短期留学の予算を組む
  • 短期留学の予算は学校への支払いに航空券・保険・現地払い・予備費を足して出す。セブの計算例では2週間約28.3万円、4週間約40万円
  • 2週間にしても半分にはならない。期間は目的から決める
  • 合計だけでなく、いつまでにいくら必要かも書き出す

今日やることは自分の出発空港から往復の航空券を1回調べて、計算例の8万円を自分の金額に置き換えることです。


参考にしたサイト: 3D ACADEMY公式料金 / 電気通信大学の海外留学案内 / JASSO協定派遣 / ネイティブキャンプ留学 / 見積もり申請方法

料金情報は2026年9月8日に確認しています。体験談は筆者個人のもので、同じ結果を保証するものではありません。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に学校・各社・大学の最新情報を確認してください。