交換留学中の荷物はどうする?|minikura(ミニクラ)がとても良かった話

留学中の荷物の保管を考える、段ボール箱と家の線画

【大学間交換留学の教科書編集部】

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交換留学中の日本の部屋は、半年なら残す場合と解約する場合を総額で比べ、1年なら解約して荷物を預ける案を具体的に見積もるのが早いです。
家具付きの部屋に住んでいて、残す荷物が段ボールに収まるなら、宅配型トランクルームのminikura(ミニクラ)は一度比べてみる価値があります。

欧州に1年間交換留学をしたとき、準備で一番大変だったのは、私にとっては日本の部屋の引っ越しでした。
実家へ全部運んで、帰国後にまた大学の近くへ戻すのは手間もお金もかかります。かといって、荷物のために1年分の家賃を払い続けるのも重い出費です。
そこで使ったのがminikuraで、留学に関連してお金を払ったサービスのなかでも、個人的にはかなり満足度が高かったものの一つです。

冷蔵庫やベッドまで動かす人は、選び方が変わるので、2の保管先の比べ方から読んでください。
この記事の試算は2026年9月9日に確認した公式料金で計算したもので、私が実際に払った金額ではありません。

1. 部屋を残すか解約するか

半年なら総額を比べ、1年なら解約を具体的に考えるのが基本です。
私の周りでは、半年の留学なら日本の部屋をそのまま残す人が多く、1年行く人はほとんどが一度解約していました。
身近な友人の範囲の話ですが、半年と1年で判断が変わる感覚には納得できます。
たとえば家賃と共益費が月5万円なら、留学中の部屋代だけで半年は30万円、1年は60万円です。

・半年:引っ越しを2回する負担や、気に入った部屋を手放すことまで含めると、残したほうが納得できることがある。家賃が安い人、帰国直後に授業が始まる人は、そのまま戻れることにも価値がある
・1年:維持費が積み上がるので、解約した場合の引っ越し代と帰国後の住まいの費用を具体的に見積もる。帰国時期に入れる部屋や、一時的に泊まる場所も調べておく

a. 残す・解約する費用の比べ方

家賃と保管料だけでなく、自分の金額を入れて次の2つを比べてください。
・部屋を残す:不在中の家賃・共益費+期間中の更新料など
・一度解約する:解約に伴う費用+往復の運搬費+保管料+帰国後の新規契約費用+家具・家電の買い直し

解約する側には退去時の清掃費や違約金、帰国後の仲介手数料・礼金も入れておくと比べやすいです。家具や家電の運搬・買い直しが多いほど、解約で浮くお金は小さくなります。
敷金は戻るかどうか、いくら戻るかが決まっていないので、全額戻る前提にはしないでください。
留学全体の支出は交換留学費用シミュレーターで、「日本に残す家賃」「荷物保管」の月額と、引っ越し・発送・取り出しなど一度だけの費用を支払月ごとに入れて試算できます。

部屋を残すなら、長期不在の連絡方法を管理会社に確認しておくと安心です。
解約するなら解約予告の期限があるので、荷物の預け先より先に退去日を押さえると予定を組みやすいです。

2. 保管先3つの比べ方

実家・宅配収納・トランクルームは荷物の大きさで選ぶと決めやすいです。
部屋を解約しても、全部を同じ場所に送る必要はありません。
まず「現地へ持っていく」「帰国後に使う」「手放す」の3つに分け、残す荷物が見えてから保管先を比べるのがむだのない順番です。

・実家:家族の了承と空き場所があり、往復の運搬を無理なくできる人向け。保管料がかからないなら、主な支出は往復の運搬費。ただし家族のスペースと受け取りの手間は使う
・宅配収納(minikuraの箱プランなど):服・本・小物など、箱に収まる荷物が中心の人向け。費用は箱数×月額×期間+取り出し費用。倉庫に持ち込まなくていい
・自分で出し入れするトランクルーム:家具など、箱に入りにくい荷物も残したい人向け。月額のほか、初期費用、管理料・補償料、運搬費、解約条件も確認する。広さ・空調・立地で金額が変わる

実家が近く、車で往復できて、家族も「置いていいよ」と言ってくれるなら、実家は十分有力です。正直、宅配収納のほうが必ず安いわけではありません。
反対に、実家が遠い、空き部屋がない、家族に大きな荷物を受け取ってもらいにくいなら、お金を払って保管先を分ける意味があります。
家具が多い人は箱の料金とトランクルーム1室の料金をそのまま比べず、同じ荷物が全部入るか、運べるかまでそろえて見積もってください。箱に入る物は宅配収納、大きな家具は実家、という組み合わせもあります。

3. minikuraを使ってよかった理由

私は大学の近くで家具付きの部屋に住んでいたので、大きな家具を引っ越す必要がありませんでした。
残る荷物は服や小物、PCモニターなど、ほとんどが段ボールに入るサイズで、これをminikuraに預けました。

満足度が高かったのは、荷物を全部実家へ運び、帰国したらまた大学の近くへ運ぶ、という段取りを減らせたからです。留学前はほかにも準備が多いので、引っ越しの調整が1つ減るだけでもかなり助かりました。
minikuraはネットで箱を取り寄せ、荷物を詰めて、マイページから集荷を頼む仕組みです。自分で倉庫に通わなくていいので、「留学中は使わないけれど、帰国後は残しておきたい物」の置き場として私の状況に合っていました。

帰国後の部屋が決まっていなくても、取り出すときに新しい配送先を登録できます。住所と日時の指定方法は公式の取り出し手順に載っています。
元の部屋に送り返さなくていいのは、留学の引っ越しではかなり便利です。

なお、私は利用時にPCモニターも預けましたが、今の公式案内では、壊れやすい物は預け入れを控えるよう書かれています。
モニターなどの精密機器は機種・梱包・補償の扱いを事前に窓口で確認し、預けられなければ別の保管方法を選んでください。

a. HAKOとMONOの違い

minikuraの箱プランには主にHAKOとMONOがあります。
・HAKO:レギュラーBOXは月320円。箱単位の管理で、スタッフによる中身の撮影はなし。取り出しは箱ごと。帰国まで箱を開けず、まとめて受け取りたい人向け
・MONO:レギュラーBOXは月380円。アイテム単位の写真付き管理で、箱ごとでも1点ずつでも取り出せる。途中で一部を取り出すかもしれない人、写真で中身を確認したい人向け

MONOのレギュラー・ワイド・ラージは、撮影が1箱30点までで、超えた分はまとめて撮影されます。1点ずつの取り出しには送料がかかるので、何度でも無料というわけではありません。
個人的には、帰国まで取り出す予定がなければ、まずHAKOで足りるか考えるのがいいと思います。写真で管理したい箱だけMONOにするなど、全部を同じプランにそろえる必要もありません。

minikuraの料金・箱サイズを公式サイトで確認する

4. 半年・1年の費用試算

今の通常料金は、HAKOのレギュラー・ワイド・ブックBOXが1箱320円/月、ラージBOXが520円/月です。月275円からという案内を見かけることもありますが、ここでは2026年9月9日に確認した公式料金で計算しています。
箱数は人によって違うので、比較用にレギュラーBOXを7箱預け、最後に全部を箱ごと取り出す例にします。私が使った箱数や請求額ではありません。

・月額保管料:HAKO 2,240円、MONO 2,660円
・6か月分+箱取り出し1回:HAKO 21,140円、MONO 23,660円
・12か月分+箱取り出し1回:HAKO 34,580円、MONO 39,620円
・12か月分(箱取り出しの無料条件を満たす場合):HAKO 26,880円、MONO 31,920円

計算方法:月額×7箱×6または12か月+1,100円×7箱。無料条件を満たす場合は、箱取り出し送料7,700円を除いています。初月の日割り、入出庫日による請求月数の違い、13か月目以降の割引、オプション・キャンペーンは反映していません。沖縄県への配送には別途加算があります。

a. 取り出し送料の無料条件

「1年間留学する」と「1年以上預ける」は別の話です。
公式には、1年以上預け入れしているBOXの箱ごとの取り出し送料は無料と案内されています。
ただし、留学期間が1年だから自動的に無料になるわけではなく、箱を預けた日と取り出す日で決まるんです。帰国が早まったり、入庫日がずれたりすることもあるので、申し込むときと取り出す前に、マイページで対象になるか確認してください。
数日の差で扱いが変わるなら、追加の保管料と送料を比べてみるのも手です。
MONOの1点ずつの取り出しは箱ごとの取り出しとは別料金で、「1年以上なら何回でも送料無料」という意味ではありません。

b. ほかの選択肢との比較

実家・トランクルーム・部屋を残す場合も、自分で見積もって上の試算と並べてください。
・実家:往復の運搬費+必要な保管費。同じ荷物を1往復させるだけなら、半年でも1年でも基本は同じ。追加の配送があれば足す
・トランクルーム:初期費用+月額総額×6か月または12か月+往復の運搬費+解約時の費用
・部屋を残す:家賃・共益費×6か月または12か月+期間中の更新料など

たとえば、実家への往復の運搬が合計2万円で、保管費がかからないとすると、半年のHAKO7箱の試算21,140円と大きな差はありません。その場合は、家族の負担や自分の手間で選んでいいと思います。これは相場ではなく比べ方の例です。
トランクルームは地域・広さ・設備で料金が変わるので、ここでは金額を置いていません。半年と1年の両方で、管理料なども含めた総額を見積もってもらってください。

5. 預ける前の確認

a. 箱のサイズ

HAKOの専用BOXの公表サイズは次のとおりです。
・レギュラー:38×38×38cm、20kgまで、月320円
・ワイド:38×60×20cm、20kgまで、月320円
・ラージ:45×68×38cm、25kgまで、月520円
・ブック:33×42×29cm、20kgまで、月320円

荷物の寸法が箱の数字ぎりぎりだと、梱包材を入れる余裕がありません。箱の内側に収まるかを実物で確かめてから集荷を頼んでください。
本は、すき間があっても意外と重量の上限に届いてしまいます。
大型の家具・家電は箱プランとは分けて考えます。minikuraには大型プランもありますが、対象・寸法・配送地域・料金が違うので、冷蔵庫やベッドは実家や別の保管先、売却・買い直しまで含めて比べてください。

b. 箱に入れる物

□ 服は洗濯して十分に乾かしてから入れた
□ HAKOは箱ごとに中身の写真とメモを残し、帰国後すぐ使う物の箱がわかるようにした
□ パスポート、ビザ関係の書類、現地ですぐ使う物、貴重品は入れていない
□ 壊れやすい物や精密機器は受付と補償を確認してから出す

箱に入れるのは、帰国まで使わない物だけにしてください。
必要な物を間違えて預けると、途中で取り出す費用だけでなく受け取る人や日程の調整も要ります。
留学に持っていく物は1年間の交換留学で便利だったアイテムも参考に、預ける箱とは置き場所を分けて準備すると混ざりません。

c. 申込みから取り出しまでの流れ

□ 賃貸の解約予告期限と退去日を確認し、荷物を出す日を決めた
□ 現地へ持つ物・国内に残す物・手放す物を分け、箱数を見積もった
□ 預け入れの条件と料金を確認して箱を取り寄せ、集荷を手配した
□ 出国前にマイページで保管状況を確認し、海外でもログインと支払いを続けられるか試した
□ 帰国後の住所と受け取れる日が決まってから、取り出しを頼む

集荷は出発当日にせず、余裕を残しておくのが安全です。
箱の取り寄せは無料ですが、取り寄せから翌々月までに荷物が倉庫に届かないと、1か月分の保管料が一度かかると公式の料金ページに書かれています。箱だけ早めに注文して置いておくときは気をつけてください。
預け入れ完了から3か月未満の箱を取り出すと、別に費用がかかります。半年の予定でも途中で要りそうな物があるなら、その費用も確認してからプランを決めるのがおすすめです。
取り出しは配送先と日時を指定できますが、空き枠や配送の日数もあります。日本に着いたその日に届く前提にはせず、当日要る着替えなどは手元に残しておくと安心です。
新居が決まっていなければ、受け取りを頼める国内の場所も先に考えておいてください。

全体の予定は出発90日前からの準備チェックリスト、帰国前の手続きは帰国前の解約・返金・荷物チェックリストで整理できます。

まとめ

  • 半年なら、家賃だけで決めず、往復の引っ越し代と帰国後の再契約費用まで含めて比べる
  • 1年なら部屋を残す費用が大きいので、保管先を確保して一度解約する案も現実的
  • 家具付きの部屋で、残す荷物が段ボールに収まるなら、minikuraは一度比べてみる価値がある

個人的には、実家に全部運んでまた戻す作業を減らせたことが、minikuraを使っていちばんよかった点です。

今日やることは帰国まで残したい物を一か所に集めて、どのサイズの箱が何箱要るか数えることです。

minikuraの料金・箱サイズを公式サイトで確認する


参考にしたサイト: minikura「プラン・料金」 / HAKOプランの料金・箱サイズ / MONOプランの料金・撮影・取り出し / minikura公式案内・預け入れのFAQ / ご利用方法 / 荷物を取り出す手順

料金・サービス内容の確認日:2026年9月9日。最新の金額、預け入れできる品目、補償、取り出し条件は、申込前に公式サイトで確認してください。体験談は筆者個人のもので、同じ結果を保証するものではありません。荷物や住まいの条件によって、合う方法は変わります。